オフ車のバイクについてるメーターはシンプルである。
大型のスピードメーターの横にインジケータがこぢんまりと付いている感じ。
ランツァもご多分に漏れず、大型液晶(当時)のスピードメーターでインジケータ類が横に付いているタイプ。
※ネットで拾った画像です。
個人的にタコメーターは欲しい派閥の人。
あとランツァは夏になるとオーバーヒート気味になるので、水温計も欲しいところ。
だけど設置するスペースがない。
ググったりして先人の実例を見せて貰ったりすると、ハンドルマウントとかステー伸ばして取り付けとか、皆さん苦労されている様子。
あまりメーター回りがごちゃっとするのは好きじゃないので、出来ればスッキリまとめたい・・・。
せめてメーターを左右に動かしてスペース作れないかなぁと、取り外して色々と調べてみると、メーター本体が3本のシャフトでベースマウントに固定されてて、インジケータはベースマウントと一体になってる。で、ベースマウントがトップブリッジにボルトで固定されてる。
なるほど。これならベースマウントを設計しなおしてメーターのマウント位置をずらして、開いたスペースに小型のタコメーターとか設置出来るんじゃね?
Amazonで探したら直径48mmの良さげなアナログタコメータを発見。デイトナ製なので信頼できそうだし、なにより格好いい。電圧計に切り替え可能なデジタルメータも付いているのがポイント高い。
メモリは9000rpmまでだけど、ランツァはレブリミット10000rpmぐらいなので問題なし。
水温計も本当はアナログが良かったけど、さすがにスペースに無理があるのでデジタルで妥協することにした。
一番コンパクトでシンプルなのを探したら、やっぱりデイトナ製。
デイトナ様素敵。
タコメータが実質φ50mmぐらい。水温計が高さ25mmなので、
高さはノーマルメーター+10mmぐらいになるので、ギリギリカウルに収まるはず。
って事でベースマウントを採寸してFusion360にて試行錯誤してデザイン。
一言で書くと一瞬だけど、プリント>現物合わせ>修正>プリント・・・を5回ぐらい繰り返して1週間ぐらいかけて作った気がする。
※実は昨年6月頃の話を今頃書いている。
で、完成。
インジケータはLEDタイプに変更してメータ上部にマウントさせるように変更。
ノーマルメータを全体的に左へずらして、右側下に水温計、上にタコメーター。
微妙なマウント角も再現。
耐久性と耐候性を考えて、PolyMaxPCにて最終出力。。。した時の写真が残ってなかったので、最終的に車体へ取り付けたのがこんな感じ。
スッキリまとまっていい感じ。
取り付けてから半年以上経過してるけど全く問題なし。PCフィラメントは丈夫だね。
しかし3Dプリンタって本当に便利だなぁ。。。。
ちなみにこの頃はAnycubicのMegaZeroを魔改造したのを使ってた。