ランツァのシート下に小物入れを追加

ばたばたとしている間に4月。

先日までむっちゃ寒かったのに、いつの間にかツーリング日和な気候に。

とは言え花粉やら黄砂やらで長時間走るには辛いけど。

 

昨今の交通事情は色々と物騒なので、バイクにもドラレコは必須だと思ってます。

なのでランツァにも搭載しようと思ったんだけど、このバイクは本っ当にギュウギュウ詰めに作られていて、無駄なスペースも必要なスペースもない!

 

先人のブログを拝見していたら、シート下にETCを設置したりしている方も居たので、なるほどと思ってシート下に小物入れを作ることにした。

サスがフルボトムしたとしてもシート下には100mm前後のスペースがありそうなので、よっぽど深い箱を作らなければ大丈夫そう。

いつも通りFusion360でデザイン

数回作り直してこの形に落ち着く。

前方はエアクリケース固定ボルトと共締め、サイドはフレームにハンガーしてタイラップで固定。

跳ね上げた泥や水やらが入りにくいように、後ろ側は壁を作った。

タイラップや配線を通すために底面にはスリットと穴を設置。

 

Taulman3DのNylon フィラメント Alloy910にて出力して取り付け。

 

下から見るとこんな感じ。

 

ドラレコとかETCも余裕(多分)。

うーん、黒で作った方が良かったかも知らん・・。

 

リレー焼損トラブルの解決&自作ヒールガードの取り付け

久々に晴れたので少し走りに行く。

10度ちょいしかないので風は冷たいけど、日差しが暖かいので気持ちいい。

・・・で、信号待ちで前に止まった車のガラスに自分が映ったんだけど・・・。

またヘッドライト点いてねぇ!!!です。

 

LEDの所為ちゃうんか・・とゲンナリしつつ、信号が青になり走り出す。

5000回転キープで直線を走ってるときにふと電圧計を見ると、、、15.3V......?

え、私の電圧高すぎ!?そりゃリレー焼けるわな・・。

 

アイドリングは14Vぐらいで安定してるので気にしてなかったけど、4000回転以上になると15V超えになる事が判明。

あぁ・・・そーいやエンジン載せ替えたときについでと思ってレギュレータを中華製の新品に交換した事を思い出す。

あいつか・・・。

帰宅してリレーを外すと毎度の焼損。

コイルドロドロです。

 

早速レギュレータを外す。

犯人はコイツです。

2個1580円のレギュレータはやめとこう。

 

前に外した純正のレギュレータに交換。

リレーも新しい物に交換して外装を元に戻してエンジン始動。

 

アイドリングは13.2Vぐらいで安定。

走り出して5000回転にて確認すると、14.1V前後で安定。

 

20分ぐらい走り回ったけど、ヘッドライト消灯せず!

純正品は伊達じゃ無いんだなぁ。。。。安物買いはやめておこう。

 

さてついでに、先日自作したヒールガードも取り付け。

前に書いたように、ヒールガードの取り付けにはスペシャルボルトが必要。

 

なので作成。

55mmのM8ボルトと、M6のカップリングナットを購入。

JBウェルド(エポキシ系強力接着剤)でくっつけて、ついでに塗装。

下側の固定はウェルナットで行うようになってるので、キタコ製を購入。

こういう細かいパーツを小売りしてくれてるからキタコ好きだわー。

 

上のスライダー固定ボルトを作成したスペシャルボルトと交換。

ピボットシャフトの穴にウェルナットを挿入。

でヒールガードを取り付ける。

思ったよりいい感じ?

 

ランツァのハンドルスイッチ(右)を新品にする

折角の連休ラッシュなのに雨ばっかりで全く乗れない日々。

リレーの検証も出来やしねぇYO。

 

なので過去の作業を記事化するシリーズ。。。。

 

古いバイクのプラスチックパーツは劣化が激しい。

特にスイッチ類は紫外線の影響で白くなり脆くなり印刷は消え・・・。

20年以上経つとボロボロである。

 

 

使えたらいいじゃんって割り切る事も大事かもしれないけど、やっぱ綺麗な方が気持ちいいし、やっぱ格好良いよなぁ。

接点不良で始動しなくなった事もあるし(嫁のカワサキ)、機能的にも新品の方がいいさ・・・うん。新品万歳。

って事で新品に交換することにした。

しかし調べると販売終了・・・まぁ、よくあること。

 

でも、セローとかWR250とか割と最近の車種のスイッチとか見るとランツァと一緒なので、調べてみたらコネクタが違うだけらしい。

ググって配線図も見てみたけど問題なさそうなのでWR250用を購入。

 

WR250RX20Wiring20Diagram.jpg (1024×688) (2img.net)

 

ヤマハ純正 スイッチ ハンドル2 3D7-83975-00

 

5559円なり。

上の写真と同じパーツとは思えない色の差・・。

 

もちろんこのままでは接続できないので変換コネクタを作る必要がある。

あと、ハーネス全長も10cmぐらい足りないので延長も必要。

 

スイッチ側のコネクタは住友電装の090MHなので下記が必要。

●住友電装製090型HMシリーズ4極Mコネクタのみ(端子別)/4P090-SMHM-M-tr - 配線コム (shop-pro.jp)

端子別売りなのでこちらを4つ

■矢崎総業090型HM・MTシリーズ非防水 Mターミナル/M090 - 配線コム (shop-pro.jp)

 

車体側は定番の110型4極なので下記。

●住友電装110型4極Fコネクタのみ(端子別売り)/4P110-F-tr - 配線コム (shop-pro.jp)

同じく端子4つ買おう。

●住友電装製110型Fターミナル非防水/F110 - 配線コム (shop-pro.jp)

 

大抵のコネクタ類が入手可能な配線コム様は神。

 

後は適当な線を使ってそれぞれのコネクタを結線して10cmぐらいの延長ハーネスを作り、それを使って車体に取り付けるだけで完了。

 

 

純正のスイッチはシンプルでいいなぁ。

 

 

 

 

 

ランツァにタコメーターと水温計を追加した件

オフ車のバイクについてるメーターはシンプルである。

大型のスピードメーターの横にインジケータがこぢんまりと付いている感じ。

ランツァもご多分に漏れず、大型液晶(当時)のスピードメーターでインジケータ類が横に付いているタイプ。

※ネットで拾った画像です。

 

個人的にタコメーターは欲しい派閥の人。

あとランツァは夏になるとオーバーヒート気味になるので、水温計も欲しいところ。

だけど設置するスペースがない。

 

ググったりして先人の実例を見せて貰ったりすると、ハンドルマウントとかステー伸ばして取り付けとか、皆さん苦労されている様子。

あまりメーター回りがごちゃっとするのは好きじゃないので、出来ればスッキリまとめたい・・・。

せめてメーターを左右に動かしてスペース作れないかなぁと、取り外して色々と調べてみると、メーター本体が3本のシャフトでベースマウントに固定されてて、インジケータはベースマウントと一体になってる。で、ベースマウントがトップブリッジにボルトで固定されてる。

 

なるほど。これならベースマウントを設計しなおしてメーターのマウント位置をずらして、開いたスペースに小型のタコメーターとか設置出来るんじゃね?

 

Amazonで探したら直径48mmの良さげなアナログタコメータを発見。デイトナ製なので信頼できそうだし、なにより格好いい。電圧計に切り替え可能なデジタルメータも付いているのがポイント高い。

メモリは9000rpmまでだけど、ランツァはレブリミット10000rpmぐらいなので問題なし。

 

 

水温計も本当はアナログが良かったけど、さすがにスペースに無理があるのでデジタルで妥協することにした。

一番コンパクトでシンプルなのを探したら、やっぱりデイトナ製。

デイトナ様素敵。

 

タコメータが実質φ50mmぐらい。水温計が高さ25mmなので、

高さはノーマルメーター+10mmぐらいになるので、ギリギリカウルに収まるはず。

 

って事でベースマウントを採寸してFusion360にて試行錯誤してデザイン。

一言で書くと一瞬だけど、プリント>現物合わせ>修正>プリント・・・を5回ぐらい繰り返して1週間ぐらいかけて作った気がする。

※実は昨年6月頃の話を今頃書いている。

 

で、完成。

 

インジケータはLEDタイプに変更してメータ上部にマウントさせるように変更。

ノーマルメータを全体的に左へずらして、右側下に水温計、上にタコメーター

微妙なマウント角も再現。

 

耐久性と耐候性を考えて、PolyMaxPCにて最終出力。。。した時の写真が残ってなかったので、最終的に車体へ取り付けたのがこんな感じ。

 

スッキリまとまっていい感じ。

取り付けてから半年以上経過してるけど全く問題なし。PCフィラメントは丈夫だね。

 

しかし3Dプリンタって本当に便利だなぁ。。。。

ちなみにこの頃はAnycubicのMegaZeroを魔改造したのを使ってた。

 

 

ランツァのヘッドライトリレー

昨年末、嫁さんとツーリングに行ったときに「ライトついてへんよ?」と指摘された。

基本的に昼間しか走ってないので気がつかなかったが、常時点灯世代のバイクなので点いてないのはどっかおかしい証拠。

 

帰宅後、以前に装着したLEDバルブをハロゲンに交換してみたけど点かない。配線図を広げて調べてみると、途中にリレーやらダイオードやら色々と仕組みが入ってる。

なるほど・・昔ほど単純な構造じゃ無いのね・・。

 

要はイグニッションONにしてもヘッドライトは点かず、エンジンが始動したらリレーに電気が流れてヘッドライトが点灯する仕組み。

って事はリレーか。

外してテスターでチェックしたら、確かに動作しない。壊れてる。

 

とりあずリレーの電源部分をショートさせて強制常時点灯にする。

※車体側カプラの茶色を適当な線使ってショートさせるだけ。

面倒だからこのままでもいい気がしたけど、やっぱバッテリに優しくないのでリレー交換することにする。

 

ホームセンターでエーモンのリレーを購入。30Aのが1300円ぐらい。

純正のリレーは3000円ぐらいするし、注文して届くまで時間かかるからね・・。

ちなみに無加工でカプラオンです。

エンジン始動させてヘッドライトが点灯することを確認。

 

めでたしめでたし・・・。

 

とは、行かないのが25年前の車両。

 

先日、軽く走って帰ってきたら、またヘッドライトが点灯してない。オイオイと思いつつリレーを外してテスターでチェックしたら壊れてる。

うーん・・・分解したらコイルが焼けてたので、過電流かなぁ・・・なんで?

 

長期戦になりそうなので、アマゾンで5個990円の40Aリレーを購入。安っ!

で昨日届いたのを交換して装着。こちらもカプラオン。とりあえず始動して点灯確認。

 

そのまま再度走りに行って道中チェックしたらやっぱりヘッドライト点灯しなくなってる・・。短期間で3つもリレーが壊れるなんて、他に原因があるとしか・・・。

 

この現象が出始めたのは中華製のLED H4に交換してからじゃないかな・・・。

原因として思いつくのはそれぐらい。

とりあえず2個目の中華製リレーに交換し、バルブをハロゲンに戻してみた。

 

さて、どうなるやら・・。

 

 

 

 

 

 

 

ランツァのヒールガードを自作する

とりあず何でも3Dプリンタで作る方向です。

ランツァ関係は今までに色々と作ってるけど、そのうち書こうかと。

 

で、先日記載した純正オプションのうち「ヒールガード(L)」がほしいなぁと思って割と長い時間が経過してるんだけど、全く見つからない。出たと思ったらアホみたいなプレミア価格・・・なので、やっぱ作ろうと。

 

幸い参考になる写真は結構見つかるので、適当に拾ってきてフォトショップでゆがみ修正。

 


実車から計ってきた取り付けピッチを参考に倍率を決めて、Fusion360のキャンパスに取り込んでトレース。

 

あーだこーだと1時間ぐらいかけて立体化。

 

 

3Dプリンタで出力。シルバー(グレーにしか見えない・・)のABSフィラメント。

 

 

0.3mmで積層したので荒いけど、お試しなのでOK。

あとは実車のフレームに合わせてみて問題が無ければ0.08mmで積層してメタリックな塗装でもしたらいいかな・・・。

 

 

 

 

当時Lanzaに用意されていたカスタムパーツ

Lanzaには発売当時、いくつかの純正オプションパーツが用意されていた。

当時のフライヤーから

リアキャリア

ヤフオクでも多く見かけるが、正直言って純正はあまりお勧めできない。

テールカウルに穴を開ける必要がある事と、カウルとのクリアランスが狭くてボックスのベースとか取り付けられないから。

あとヤフオクで出てるのはキャリアだけが多いんだけど、フレーム側にサポートの金具があるので、それがないとちゃんと取り付けられないので注意が必要。

て事で、ラフ&ロードとかの社外製をつけた方が良いと思う。

フロントディスク&フォークカバー

たまーに中古で見かけるぐらいのレア品・・と言いたいところだけど、Aliexpressでコピー品?が売ってるのでそれほどレアじゃ無いかも。

フレームガード(L)

車体右側には最初からフレームガードが付いてるけど、なぜか左には無い。そしてそれをオプションとして販売する不思議な仕様。割とレアで中古でもほとんど見かけない。で、取り付けには特殊ネジ(ヘッドにネジ穴が付いたボルトを、チェーンスライダーのボルトと入れ替える)と、ブッシュネジが必要。これまた中古品は単体で売られていることが多く、ブッシュはともかく特殊ネジは入手不可。ワンオフするか、チェーンスライダーのネジを延長してカラーを挟むか。

エンジンガード

凝った造形のエンジンガード。これも中古ではあまり見かけない。プロスキル製のシンプルな形の物もあるけど、こちらもあまり見かけない。プロスキルと似た中華製ならAliexpressとかで入手可能。

リアディスクカバー

かなりレアで中古でもめったに見かけないし、調べても情報がなかなか出てこない。一番入手困難なパーツだと思う。

キックセット

これも今となっては割とレアだけど、キックを取り付けるのに必要なパーツ・・ギアセットとキック本体はAliexpressで入手可能。問題はブレーキスイッチのロッドとガイド。ロッドはクランクケースの出っ張りを迂回してブレーキペダルに引っかけるように出来ているんだけど、引っ張る方向を強制するためにガイドをフレームに取り付けるようになっている。新品のセット以外で、ロッドとガイドが売られているのは見たことがない・・。まぁ、針金を曲げて作れば良いだけの話なんだろうけど。

 

て事で、今では入手困難なパーツの紹介でした・・って言うか、Lanzaのパーツなんてほとんど入手困難だよな。